2016年3月10日木曜日

4月からANA・JALの燃油サーチャージが0円に

2月に発表されたとおり、2016年4月1日~5月31日発券分の燃油サーチャージがANA、JALともに国際線全路線で0円(廃止)になります。これは2009年9月以来6年半ぶりです。

燃油サーチャージは飛行機の燃料代に影響する原油価格の変動により付加される追加運賃で、ANA、JALともに直近2ヵ月のシンガポールケロシン市場価格をもとに決められます。

2ヵ月間の平均価格に同期間の為替レート平均を掛け合わせて日本円で6000円未満の場合は燃油サーチャージが発生せず、6000円以上の場合は路線ごとに段階的に燃油サーチャージが付加されていく仕組みです(4月~5月発券分は12月~1月の平均値を適用)。

燃油サーチャージが高いときは、格安航空券が「△万円!」と売り出されていても実はそれ以上に燃油サーチャージが掛かるということもありましたが、それがなくなると思うと心理的な負担感もずいぶん軽くなります。

旅行好きな人にとっては嬉しい話で、お得に旅行に行くチャンスです。夏休みの海外旅行も狙い目かもしれません。


但しモノやサービスの価格は需要と供給のバランスで変化するので、4月からの燃油サーチャージ廃止によって需要が増せば、基本の航空運賃の値下げ圧力が弱まることも考えられます。

そうすると結果的に格安航空券の運賃は総額でみれば以前とあまり変わらないということもあるかもしれません。しっかりと料金を見る必要がありそうです。

一方で燃油サーチャージの廃止が誰より嬉しいのは自分のようなマイラー(マイルを貯めて特典航空券で旅行する人)です。

ANAやJALはマイルの特典航空券であっても諸税と燃油サーチャージは支払わなければなりませんが、燃油サーチャージが0円になれば支払う額はかなり少なくなってお得感が増します(但し需要が増せば特典航空券に回される座席の数が減らされる可能性はありますが...)。

ちなみに2月、3月の原油価格も低水準で推移していますし、為替も12月~1月に比べると円高基調なので、この調子でいけば6月~7月発券分についても燃油サーチャージは掛からない可能性が高いと思います。

ANA、JAL各社の燃油サーチャージに関する案内は下記リンクよりご確認ください。

ANA
https://www.ana.co.jp/book-plan/charge/

JAL
http://www.jal.co.jp/inter/fuel/detail.html